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まだあるコンタクトレンズが原因のトラブル

誤ったコンタクトレンズの使い方をしているとおこるトラブルはまだまだあります。

角膜の表面も皮膚の表面と同じように上皮という組織でおおわれています。上皮に点状の傷が付き角膜表面の細胞が部分的に脱落してしまった状態です。角膜は日々代謝しているので、軽いうちならばコンタクトレンズを入れなければ治癒します。しかし傷が大きく、深くなると、角膜浸潤や角膜潰瘍へと進行するおそれもあります。軽度のうちは自覚症状がないため気づかないことも多いので眼科医による定期検査は欠かせません。

角膜の慢性的な酸素不足を補おうとして角膜に結膜、強膜から血管が進入し角膜中央に向かって延びる障害です。原因は装用時間の他に、涙の量、ドライアイ、フィッティングなどさまざまありますが、自覚症状がほとんどないため気づかないうちに進行します。定期健診で眼科医のチェックを受けていれば早期発見が可能です。軽度うちは酸素透過性ハードコンタクトレンズに変更するだけで消失していきます。角膜血管新生進んでしまった場合は、できるだけコンタクトレンズの装用を休止します。改善までは装用中止後、数週間〜数ケ月かかります。

角膜内皮細胞とは、角膜の最も内側の組織の細胞で、角膜の透明度を保つ働きをしています。コンタクトレンズの長時間装用による慢性の酸素不足は角膜内皮細胞に変化を与えます。内皮細胞の機能まで低下させ失明の怖れもあります。角膜上皮障害などを合併しない限り、自覚症状がないため眼科医に定期的に検査してもらうことが重要です。連続装用の中止、装用時間の短縮、使い捨てタイプへの変更、酸素透過性ハードコンタクトレンズへの変更などで対処しますが、内皮細胞の減少が著しい場合は、コンタクトレンズそのものを中止し、眼鏡を使用します。